■ ID | 626 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 砂型鋳造工場作業場内の臭気性・有害性化学物質 |
■ 著者 | 石川紫
東京大学大学院 唐牛聖文 埼玉県産業技術総合センター 竹内庸夫 埼玉県環境科学国際センター 蓑毛康太郎 Kotaro Minomo 埼玉県環境科学国際センター 大塚宜寿 Nobutoshi Ohtsuka 埼玉県環境科学国際センター 野尻喜好 埼玉県環境科学国際センター 柳沢幸雄 東京大学大学院 |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 大気環境学会誌、Vol.44、No.3、166-173、2009 |
■ 抄録・要旨 | 砂型鋳造作業場内において、82種の揮発性有機化合物、4種の硫黄系化合物、16種の多環芳香族炭化水素類、148種のダイオキシン類の計250化合物の分析を行い、作業場内の化学物質濃度を求めるとともに、作業工程による化学物質組成の変化について考察した。結果として、アルデヒド類、ケトン類、フェノール、その他の揮発性有機化合物、硫化水素、多環芳香族炭化水素類が検出されたが、ダイオキシン類の明らかな生成は認められなかった。また、色工程での濃度を比較したところ、注湯後凝固/冷却工程における濃度が最も高かった。作業場内の臭気は、数種の限られた物質に大きく依存するものであることが示唆された。 |
■ キーワード | 鋳造、揮発性有機化合物、硫黄系化合物、多環芳香族化合物、ダイオキシン、作業工程、臭気 |
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